Globe40は世界一周ヨットレースです。2022年6月にタンジェ（モロッコ）をスタートし、
世界8箇所に寄港しながら9ヶ月間かけて地球を一周します。
2023年3月にフィニッシュ地、ロリアン（フランス）に無事に帰還することが私たちの目標です。
Globe40とは
Class40（全長12m）という規格のヨットに2人で乗り、地球一周するレース。 2022年6月にモロッコをスタートし、8レグ（区間）に分かれ、世界7箇所の港を巡る大冒険。総距離は55,000Km！ 約9ヶ月の期間をかけ、2023年3月の最終フィニッシュ地を目指しします！
ヨットにはディンギーと呼ばれる小型のヨットから、大型クルーザーまでさまざまな種類があります。
大きさやスピードはそれぞれ違いますが、走る原理は共通です。
風向や風速にあわせてボートをコントロールすることで、自然エネルギーだけでヨットは走り続けます。
MILAIなど大型ヨットにはエンジンがついていますが、これは港の出入りや発電のために使用するだけで、
動力としてレース中に使用することは制限されています。
MILAIが地球一周でセーリングする距離は30,000マイル（55,000Km）。
この長い道のりをヨットは風の力だけで走り抜きます。
コース距離が150マイル（約300Km）以上のヨットレースが外洋ヨットレースと言われます。
外洋ヨットは24時間で150マイル（約300km）以上走れる性能があり、レースの時間が24時間以上になるものを
総称して外洋ヨットレースと呼ばれます。
外洋ヨットレースの最大距離が地球一周です。
地球一周ヨットレースはGlobe40の他にも、ヴァンデ・グローブやゴールデン・グローブ・レースなどがあります。
それぞれ使用するボートやルールが異なりますが、地球１周には最短でも約90日間かかります。
この期間中、私たちは船上の限られたスペースで生活をしながら船を走らせ続けます。
ルートを考え、船を走らせ、食べて、寝て・・・。生活の中にヨットレースがあり、ヨットレースの中に生活があります。
そして大海原でしか見ることができない大自然。海鳥、魚、満点の星空・・・。
時には険しい嵐に出くわし、時には無風で悩む。
自然エネルギーを最大限に受け、人間の無力さを知り、それでも前に進むために踏ん張る。
外洋ヨットレースには、ヨットレースというフォーマットだけでなく、自身の力で生き残り、そして無事に目的地にたどり着く究極のサバイバル精神が芽生えます。
MILAIは日本語の「未来」の意味をとってチーム名がついています。
若手を中心としたチームで、国籍、性別問わず、個性豊かなメンバーが揃いました。
